・・・8月30日・・アテネ五輪の感動・・・
夏の終わりを告げる様にアテネでの大イベントも閉幕。結局放映されたほとんどの競技をLIVEで観戦出来て大満足。ギリシアの伝統や芸術的な開幕式や民族的な生活感ある素晴らしいショーも観賞できました。ビョークの歌と共に選手の上を海の様に広がったドレス。端正な容姿のギリシア人だからこそ出来る絵画を再現した様な演出。麦持つ人々のオリンピックリング。少女の一息で消えた聖火…。
スポーツだけでない内容の濃ーい劇場に居た様な気分でした。でも競技はノンフィクション。仕掛けはないんですよね。だからキラキラした選手の美しい競技に感動するのでしょうね。次の北京でのウエルカムセレモニーを観ながら(4年後私はどうなっているのかなそしてオリンピックを観る余裕はあるのかな観たらどう  思うのだろう…)と未知の未来を思うのでした。もったいない時間を過している。療養中の私にとって今年のアテネ五輪はとてもありがたいタイミングに やって来てくれた数日間でした。もう終りか…寂しいな、そしてそろそろ秋仕度ですね



・・・8月27日・・秋の気配・・・
今日の散歩は充実していました。…と言っても何があったという訳では
ないのですが。まさに季節の変わり目は不思議な空気や光を放っています。春から夏へ、夏から秋へ…そして年が明ける時、いつも風の湿り気や匂い、草花や虫や野鳥から、これから変わりゆく季節の知らせをもらいます。
真っすぐにこっちを観ているかの様な花、狂った様に忙しなく飛び交う雀。うれしそうに前後しながら進み飛ぶ蜻蛉。趣のある住宅街を歩きながらジンワリとそして明らかに"真夏"ではない空気に触れて充実感を味わったのでした。「そっかー」と歩きながら独り言。日本の季節はスグに消え去る流行り物なんかよりずーっと贅沢なご馳走品です。


・・・8月26日・・オリンピック観戦・・・
毎日オリンピックから目が離せず、観ては感動し、涙をながしたり拍手を贈ったり。キラキラ輝くアスリート達はダイヤモンド。金メダルより素敵です。
上手く表現できませんが、なんだか全世界の選ばれた人達が1つの事に一緒に取り組んでいる様子を観ているだけで平和を感じ、嬉しくなるのです。出来るかぎりの力で精一杯。そして長く苦しい練習背景の末、一瞬のウチに出たその結果に、様々な思いがある事でしょう。
それでもお互いを認めあう姿は直一層「人間って、捨てたもんじゃあない」と希望をもらえ感動してしまうのです。そんな敗者にも金メダル!


・・・・8月20日・・”Madeline”・・・
私の姪っ子「たまちゃん」は2歳。”今どき”というよりは素朴で懐かしい童歌が聴こえてくるような感じの女の子。先日、姉が「この子とよく似たキャラクター物が売られているの!」と嬉しそうに私に話すのです。
それもフランス人で”マドレーヌちゃん”という名前。(どこかで聞いた事あるなあ…)と思いつつ少しは出歩ける様になったのでShop へ行ってみたら…いつか見た絵本の主人公では!”Madeline”。確かに確かに。素朴で”今どき”じゃないはず。随分前の絵本です。数年前からキャラクターとして子供と そのお母さんに人気なのだそう。そして思わず沢山ある彼女のグッズに私も心躍り、姉に贈る事を口実に着せ替えの抱き人形とお洋服を購入。もちろん 数種ある中から絵本も1冊、私用に買い ひさしぶりに楽しいお買い物をしたのでした。

"Madline" by: L.Bemelmans

(たまちゃん、ごめんね。
あげる前ちょっと先に遊ばせてもらいました)



・・・・8月13日・・読書の入口・・・
最近珍しく読書が楽しくなってきている私。数十年生きてきて初めての事です。まだ療養中で あまり外に出られない事もあり、退屈さも相まって開き直ってか テレビで本を勧めている話を聞いたのをきっかけに適当に数冊買って読み始めたら…
スラスラと読めるじや ありませんか(…と言っても歴史物、文学書など難しい本はまだまだ遠い存在なのですが…)そんな自分の中の変化を楽しんでいる最中。
まだもっぱら私の知る芸人や作家など有名人のエッセイや自伝が多いのですが数冊平行して読んで楽しんでいます。どれも面白く読めている
のですが 昨日ちょっと気に入った言葉を見つけました。
「小説を書くというのは自身の存在の表現でもあるが 同時に
その作品の為に自分を消す事でもあり”ものを創る”とはそういう事だ」
小説の事はよく解りませんが 何だか"もの創り"をしている私にとってとても共感した言葉で思わず私の気持ちを代弁してもらえた様な気がして嬉しかったのでした。
(本ってこんな事もしてくるんだあ)今後少しづつ色々なジャンルに手が伸びそうな気がして楽しみです。この夏は”読書とスポーツ観戦”で決まりの様です


・・・7月13日・・粋なお見舞い!・・・
7日、奈良在住の叔父、叔母からクールでお見舞いの小包みがとどきました。中を開けてみると…なんと「浪速のお好み焼き」がどっさり!
大阪出身の叔母ちゃんらしいお見舞い。お礼の電話をすると「食べもん作るの大変やろー?」って…。優しい親心にジーンとし、「冷やしたビールとお好み焼きっていいかも」と心憎い粋な届け物を見て思いました。

そして、ウチに滞在中の友達と
冷たいジャスミン茶、野菜色々
お総菜をお供に食べました。
野菜ぎっしりボリュームたっぷりで
美味しくてお腹満腹・満足!


・・・7月10日・・粋なお土産・・・
今、私のアトリエには友達が来ています。彼女は陶芸家でありデザイナー。手土産に故郷の和菓子屋さんの「ゆべし」を持ってきてくれました。小ぶりな箱には石畳の様に銀箔が貼られた様なマチエルに朱色落款のパッケージ。シンプルでお洒落

中を開けると…真四角の「ゆべし」2色交互に並んでいます。黒がごま味茶色がくるみ味で触感はゼリーを少しモチモチさせた様な美味しい代物。
箱フタに仙台の歴史「青葉城」の事が書かれていて、その城跡をイメージしたお菓子である事が解りました。

「このパッケージも中のお菓子もお城の石垣だったんだ!」と納得。不老長寿の仙人の岡の様に城が永く見える事から”仙台”と言うのだそう。一度行ってみたくなりました。



・・・6月27日・・入院中に出来た宝物・・・
面会に来てくれた美大時代からの友人がお見舞いに持ってきてくれた絵本
手術中、隣のベットの女の子が 創っておいてくれたビーズ細工の指輪
 
絵本「OLIVIA」。
空想好きでくったくのない
彼女の真剣な毎日。
ほほ笑ましくて笑えます。
子ぶた好きの私として
はたまらない得意げで豊かな
OLIVIAの表情は病室で何度
見ても飽きませんでした。
ビーズ細工が得意な彼女。手術が終って目が覚めた時そっとピレゼントしてくれました!

少し褪せた淡いグリンが今の季節にピッタリです優しいフォルムがお気に入りになりました。
 


・・・6月23日・・小さな不自由・・・
実は私、ここ数日入院生活をしておりました。持病の「突発性 慢性間接水腫」の一時治療手術の為です。今まで騙し騙し過してきましたがここらでちょっと身体に目を向けてみようか…って事で。
生活は何とか出来ても小さな不自由はある。そんな中途半端な症状に大袈裟に嘆き、悔しい思いをし、今から思えば笑ってしまうくらい思い詰めた時期もありましたが、今はようやく体調の良い時に動くマイペースな生活環境になり、随分気持も楽になりました。でも そのスタンスを手に入れる事が出来るまでの代償は色々な意味で大きく、多かったと感じています。
結局、原因も治療方法も解らない"変わり種"の健康体(?)な難病なのですが「自分の身体がどうなっているのかちゃんと知っておきたい」という気持が最近不思議と芽生えています。お医者さん任せにして嘆いているだけじゃいけないな…なんて。それはつい最近お医者さまが「難しい、解らない」と素直に言って下さってからだと思います。
”医者とは患者を治すモノ”という立場を捨て、はっきり私に伝え、自分で判断をする機会を下さった勇気ある言葉と感謝しています。入院と全身・脊髄麻酔での間接手術は何度もやって慣れてはいますが、やはり決して気持のいいものではありませんよね(笑)でもそれを幾度も繰り返しながら過ている人も、世の中に沢山いらっしゃるのですよね。

(いつもどんな時でも好きな所へ飛び回れるって普通の様でスゴくスペシャルで素敵な事なんだな)と15年前から日々強く実感している私。だからこそ"毎日精一杯!"って力を込めすぎるクセがついてしまったようです。でも(カメの様マイペースに休み休み、ゆっくり歩むのもこれまた”私流”でイイ事なのかも…)とようやく思えてきています。しっかり間接鏡で自分の”バクダン”の中を覗き(フムフム)と この目で見た満足間に浸りよく解らない自分の身体を今、術後静養の中、小さな傷口を見ながら入院前とはどこか違う思いで受け入れ直しているところです



・・・6月15日・・新しい国で・・・
先日、大学時代の友人の新居に遊びにいきました。彼女は結婚してから東京に来て旦那様の転勤で2年間香港へ。ようやくまた東京に戻って「また会えるね」と話していたら、今度はスイスへ転勤。マイホームも手に入れて落ち着く間も無く、海外生活です。
彼女は私より平凡で安定した生活になるかと思ってたけれど私よりアクテイブ経験豊富です。どんな人生を選んだとしても何が起こるか解らない。流れに逆らわず受け入れて、その時 その時を楽しみたいな…と逞しい彼女を見ていて思いました。新しい土地で彼女も子供達も色んな事に影響を受けて思い出を作るのでしょう。
また日本に戻ってきた時、彼女達に会えるのが楽しみです。



・・・6月3日・・リフレッシュ・・・
昨日、花小金井に住んでいる友達のお家に遊びに行きました。小金井なんてとても遠い印象があった私。小金井公園は以前から良いと聞いてはいましたが一度も行った事がなく、今回初めて案内してもらいました。

並木自転車道路を抜けて公園に入ると…広い広い!以前駒沢に住んでいた時、駒沢公園によく疲れた目を癒しに行きましたが、こんなに家の近くに緑多き憩いの場があるなんて…
羨ましい!のひと言でした。季節によって様々に色姿を変えるそうでちょうど今は若葉がなんとも目の保養になりました。芙蓉や秋桜も咲いていて毎月違う花や木々を観て楽しめるんだろうな…と想像しながら、仕事柄近くばかりを観てしまう日頃の癖に気が付いていました。大きな木からのびる枝と葉っぱ、木漏れ日を観ていると色んなデザインや構図のイメージがフワフワと湧いて来て(やっぱりこういう環境に接していないとなあー…)とつくづく。感性も身体もリフレッシュした楽しい時を過せたのでした。また少し季節が変わる頃 是非行きたい所です。


・・・5月28・・小さな言い訳・・・
私は本当に知識の無い人間でよく恥をかきます。新聞も本も読まないし、雑学書なるものも買った事が無く いたってシンプル。仕事や作品の為の資料なんとかがんばってパソコンマニュアル本を買うくらいで、それも読めず。絵本や写真集は時々雑貨感覚で買います。
要は活字がダメなのです。あと色々と知識の入る器が無いって言ってしまいましょう、この際。なのでこんな仕事をしていても有名な画家や作家、イラストレーター、ブランドの名前すらもほとんど知りません。

でも、でもそんな私に唯一救いの言葉を言ってくれた人がいます。高校時代私は中学バスケ部時代に膝を痛めた為、スポーツが出来なくなり、なんとなく友達と演劇部に入部。お芝居なんて何の興味もなかったし独特の世界だとちょっと敬遠しつつ…でした。その時「演じる」という事を初めてする私に顧問の先生は「おまえは何も観るな、本も読むな自分なりにやればいい」と言ったのです。
その頃は面倒な事しなくていいのだラッキー!ナンテ思ってましたが先生は一緒に入部した友達には「色々な芝居を観て色んな演じ方を学び吸収なさい」と言っていたのです。この友達との違いは何だったのか?とは思いますが、どこかで「アタシってダメだな〜…」と小さな劣等感を持っていたのが楽になったというか(私はコレでいいんだ〜)安心し、それからは劇団や俳優名も演じ方の研究などせず過し、感じたままに演じていました。美術に関してもそうでした。他の事をあれやこれやと色々知ると頭がパンパンになって窮屈になり自然な表現が出来ない様な気がしたのです。もちろん今も…仕事で新しいデザインを生み出す時、もちろんヒントに出会う事もあり、条件や制約の中で創り出すのでちょっと違う面もありますが、相変わらず何も知識なく恥かしい思いをしつつやらせてもらっています。まあ でも、そんな言い訳ももう通る年齢ではないし、そろそろ人々の他の世界の事を吸収できる様に読書くらいは趣味として持てる様になりたいかな…と思ってるのですがね。
”知らない”って何だかもったいないし、広がりそうな気がしますもんね…



・・・5月19日・・子供は先生・・・
このところ家族と過す時間を大切にしている事もあって甥っ子や姪っ子と触れ合える機会が多く嬉しいかぎり。私には姉と弟が居ますが2人とも家庭を持ち子供もいるので私はすっかり”イイトコ取りのおばバカ”を発揮させてもらってます。
子供は前から好きでしたが、何てカワイイ、何て愛らしいのでしょう。
そしてそれだけではなく、実際、甥や姪が出来てみて”子供て先生だな”って初めて知りました。素直で真っすぐ。忘れていた事にハっと気づかせてくれる第二の親の様です。いっぱい楽しい事をして欲しい、一杯笑って欲しい。そしてまた私に色々と新しいコトを教えて欲しいです!親になった事の無い、まだまだ子供の私はそんな事で日々純粋さを忘れず過せる様に学んでいる気がしています。



・・・3月27日・・やり甲斐・・・
4月は今年の秋冬発売される風呂敷、手ぬぐいの展示会があり、私のデザインさせていただいた図案が着々と染められ、時々染め上がりのチェックをさせてもらいに製造メーカーさんに行っています。今回は私もメーカーの皆さんも力が入っていて今までに無い、使いやすい、そして愛着の湧く物を…
と、何度も相談しながら皆で考えてデザイン検討しました。その為か私もいつになく達成感と愛着があり、(早く仕上がりが観たいなー)とワクワクしています。
私ひとりではなく、製造する方、売る方と一緒商品をにつくり上げる事が私の理想なので、今回は本当に気持のいいお仕事が出来たと思います。
後は店頭で観ていただいたお客様のお声を聞くのが楽しみでもあり今後の大切なアドバイスなのですよね。こんなお仕事がもっともっと出来たらな…と思います。


・・・・・・・・・・・・・・・2月24日・・学生時代の作品・・・・・・・・・・・・・
20号の「親子かば」。草稿の状態と
苦戦する学生時代の私。




そしてかば第二作目⇒
子供だけを描きました。

(どちらも京都の実家だった文房具屋に飾られて、今ものびのび暮しています)


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